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「すべてが無償提供のScreenblast.comのツール群」
実際にScreenblast.comのサービスを見てみよう。アクセスすると同時にユーザーの回線スピードをチェックする機能が働く。ブロードバンド時代のサービスなので、できる限り速い回線が望ましい。サイト上にはトップページにシンプルな画像が並ぶ。
まず最初に右下のコーナーからツールをダウンロードする。ソニックファウンダリーの100ドル相当の主要製品が無料でダウンロードできる。ダウンロードする際に、簡単なユーザー登録が必要だ。必要なツールのダウンロードが終われば、それぞれのコンテンツを利用できる。
次は素材のダウンロードだ。アクション、コメディ、ドラマ、SFホラー、ミュージックの各カテゴリーからダウンロードする。それらの映像や音楽を編集し、オリジナルの作品として加工できる。さらに50MBまでのフリースペースに自分の作品としてデータをストリーミング用にエンコード(圧縮)して、アップロードしてくれる。無料でここまで提供しているウェブサイトは存在しないだろう。
「ソニーがScreenblast.comでめざすもの」
ソニーが、このScreenblast.comで映画を「見るもの」から、ユーザーが編集して「創るもの」に変えようとしていることは明確だ。当然、その環境を支援するツールや素材類をソニーは提供している。
Screenblast.comの当面のビジネスモデルは広告であるが、映画素材にインスパイアされた人たちの作品が新たなビジネスになる日も近いかもしれない。
DVDなどの大容量ディスクに映画の本編以外に、Screenblast.comの優秀な作品を収めた特典ディスクなどをつけることもソニーには可能であろう。
またソニーは、映画をフルバージョンでダウンロードできるサービス「ムービーフライ」をソニーピクチャーズ、MGM、パラマウント、ユニバーサル、ワーナーブラザースの5社の合弁で開始する。ムービーフライは、レンタルビデオと同様のビジネスをネットワークで実現しようというもの。この映画市場で対抗しているのはディズニー系列であるが、ディズニーはマイクロソフトと提携している。ソニーとAOLタイムワーナーの提携は、インテル、マイクロソフト、ディズニーを背景にした大きなコンテンツ二大勢力との構図のようにも見える。
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| 2002年公開される映画「スパイダーマン」の映像も自分の作品に使用できる |
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レポート中に掲載された注目用語の解説 |
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DVDなどの大容量ディスク
映画や音楽といったコンテンツを記憶保存するメディアは、圧縮技術の進化とともに年々その容量
を拡大している。
その結果、映画をDVDで再販する場合、本編以外にメイキングやタイアップ曲のミュージックビデオを収録するといった、セルビデオではできなかった付加価値を加えることができるようになってきた。
また、本格的なブロードバンド時代を迎え、ネット上でのデータ流通
も当たり前になりつつあるが、ネット上のデータはいつまでも存在するという保証はなく、一時保存のための大容量
メディアの必要性も高まっている。 |
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